食事制限
2017年04月03日更新 2017年03月31日公開

食事制限はリバウンドしやすい?その本当の理由とは

ダイエットで必ずつきものといわれれているのが、リバウンドです。とくに食事制限によるダイエットでは、リバウンドの危険性が高まるといわれています。それはなぜでしょう。ドクター監修による記事で詳しくご紹介していきます。

さまざまなダイエットのなかでも、食事制限ダイエットは、お金もかからず手軽で、しかも確実に効果が期待できるダイエット方法です。少し我慢しただけで、短期間で数kgの体重を落とすことができます。その反面、ちょっと気を許しただけで、体重が戻るどころが、ダイエットをする前以上に体重が増えてしまうことさえあります。これがリバウンドといわれているものです。

食事制限がリバウンドしやすい理由

人間は、食事からしかエネルギーを取り込むことはできません。必要な食事ができなければ、生命活動ができなくなります。それを回避するために体がすることは、基礎代謝を抑えることです。基礎代謝とは、呼吸や臓器が動くためのエネルギーで、寝ていても消費されるエネルギーです。この基礎代謝を抑えることでエネルギー消費の節約を行うのです。

さらに、食事制限によって体が飢餓状態になると、脂肪ではなく筋肉を分解してエネルギーにします。エネルギー効率のよい脂肪は最後の最後まで温存しておくというのが体のメカニズムなのです。そのため食事を減らすだけのダイエットでは、筋肉が減って脂肪が残るだけになります。筋肉が減ることによってさらに基礎代謝が低下して、節約モードになるというわけです。

節約モード状態で「体重も減ったことだし、いつもの食事に戻そう」としたら、エネルギー消費がスムーズに行われず、余ったエネルギーのすべては脂肪になって体中に蓄えられることになります。

このように、リバウンドは、食事制限によって飢餓から命を守ろうとする自己防衛の現れといっても過言ではないでしょう。

リバウンドしにくい食事制限の方法

食事制限によってリバウンドが起こるメカニズムを知っていれば、おのずとリバウンドしない食事制限ダイエットの方法も見つかります。

極端な食事制限をしない

極端なカロリー制限や食事の量を減らすのはやめましょう。体を飢餓状態に置かないことです。今まで1日3食だったものを2食にしたり絶食したりすると、代謝が落ちるばかりか、体に入ってきた栄養を「即脂肪」に変換して体に蓄えようとします。基本の3食は必ず食べて、1食当たりの量を2割減することです。

栄養バランスのとれた食事を心がける

ダイエットのために正確にカロリー計算された食事を取ったとしても、それはカロリーだけを考えたものでしかありません。栄養面からバランスのとれた食事をしなければ、やはり体は飢餓を覚えて基礎代謝を抑えるためリバウンドの原因になります。とくにひとつの食品しか摂らないといった単品ダイエットは、脂肪の分解や燃焼がスムーズに行われないため、リバウンドしやすいといわれています。

短時間で結果を出そうとしない

食事制限ダイエットは、やろうと思えば短時間で結果を出せるダイエット方法です。しかし、人間の生命維持本能によって、基礎代謝が低下して節約モードになってしまうためリバウンドが起こります。これを回避するためには、体に「これは飢餓ではない」ことを知らせて安心させなくてはなりません。

そのためには、徐々に食事の量を減らして、トータルの摂取カロリーを減らしていくことです。短時間で結果を出そうとせず、長期のダイエット計画を立てて、1か月で体重の5%以内の減量に抑えるようにしましょう。

ダイエット後もすぐに元の食事に戻さない

食事制限ダイエットをして、目標達成したからといって、すぐに元の食事量や内容にしてしまうとリバウンドの原因になります。現状維持をするのもダイエットなのです。ダイエット中の食事内容を徐々に増やしていったり、食べ過ぎた翌日は、すこし軽めの食事をするなど常に食事に関して気をつかうことが大切になってきます。

食事制限ダイエットによって、大きくなった胃も小さくなっているはずです。その胃の状態を元に戻さないためにも、食べる量はダイエット前よりも少なくしましょう。

食事制限に合わせたい運動方法

筋肉が減少してしまうと、基礎代謝によって消費されるエネルギーが減少してしまいます。すると、同じ量の食事をしても太りやすい体質になってしまうのです。基礎代謝による消費エネルギーは全体の60%、運動をして消費されるエネルギー30%と思ったほどではありません。しかし、筋肉をつけることで基礎代謝がアップするので、寝ていても効率的にエネルギー消費することができます。

筋肉をつけるからといって、ハードな筋トレをする必要はありません。食後に30分散歩するだけでも基礎代謝がアップします。さらに血糖値も抑えることができます。無理な筋トレをして筋肉痛になって3か坊主で終わってしまうより、毎日続けられるウォーキングなどの有酸素運動の方がダイエットには最適といえます。

食事制限ダイエットとリバウンドは密接な関係があります。リバウンドを起こさないためには、無理な食事制限をせず、長期的なスケジュールによって体を慣らしていく必要があります。さらに運動をとり入れることで、基礎代謝をアップして太りにくい体質に変えていくことが大切です。

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